『晃南日記』 その1「親族関係と立志」編 浪平は明治23年12月に商人であった父親を亡くす。兄(儀平)は第一高等中学校を中退し地元栃木の銀行に就職、母と共に小平家を守る。その支えによって浪平は学業を続けることが出来る。 こうした支えに深く感謝しながら、浪平は他方でこの時代の自主独立の精神を大事にしていたようで、その両者の葛藤の中から、次第に人生観を磨いていった。 tagPlaceholderカテゴリ: